改造車が車検に通らない理由とは?純正戻しは必須?
みなさんは保安基準という言葉は聞いたことはありますか?
車検を通すにはこの保安基準に適合しないと車検は通りません。適合していないお車を不法改造車といいます。
そして、何よりも修理工場として肝心なのは、保安基準に適合しないまま修理をしてお客様にお渡ししてはいけないのです。
もし、保安基準に適合しないお車を修理して、お客様に納車したことが運輸局に発覚すると認証工場の取り消しとなり、私たちは仕事がなくなります。
そのため、保安基準に適合するようにお車の状態を純正に戻すのであればお預かりして修理できます。
認証工場と指定工場の違い
先程も書きましたが当社は認証工場ですが、世間の修理工場の中には指定工場という工場もあります。
認証工場というのは車検を通す際、陸運支局または軽自動車検査協会に車を持ち込んで検査をしてもらいます。一方の指定工場は陸運支局または軽自動車検査協会に車を持ち込まなくても、その工場で車検を全て完結することができる工場の事をいいます。
ディーラーはほとんどの工場がこの指定工場となっているため、改造車は基本的に受け付けていません。
当社はというと、実は指定工場の取得に向け動いています。
そのため改造車の受付は基本的に受け付けていません。ご了承ください。
どうして指定工場を取るために不法改造車を受け付けていないのか。
指定工場を取得するためには、陸運支局への持ち込み車検の合格率が98%以上ないと指定工場になりません。98%以上というと100台中98台以上合格しなくてはいけません。
たまにこういうお客様がいます。あからさまに車高が9センチ以下、実際にはかっても7センチ程度、ドアミラーは固定式(当たって倒れる仕組みになっていないと車検は不合格)その他もグレーゾーンが多数のお車でご来店いただき、「これで前回の車検は通っているから大丈夫です。」こうおっしゃられても、申し訳ございません、前回の車検で受かっていても当社で保安基準に適合していないと判断させていただきましたら、お断りさせていただきます。
よろしくお願い致します。
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