板金塗装の修理代は、作業時間はよって変わる?
板金塗装の修理代は、作業時間は何によって変わる? 作業時間と見積り金額は密接な関係にあります。作業時間か短ければ修理代は安く提供でき、作業時間が長く掛かれば修理代は高くなるとういことになります。それでは何によって作業時間が変わるかをご説明いたします。
作業者による作業時間の違い
同じ条件で同じ作業しても作業者によって作業時間が大きく変わることがあります。もちろん熟練を要する作業ですので見習いとベテランで変もかわり、ベテランでも器用不器用、センスのあり無しでも変わってきます。腕の良い作業者は早くてきれいが通例です。
作業工程に修理代の違い
手間をかけると仕上がり良くなり、後後変化やクレームがなくなり、逆に手間を省くと作業時間は短縮されるが仕上がり悪く、後後変化したり、クレームになることがあります。作業者は自分の仕事には誇りと責任あり、仕上がり重視で手抜きはせず丁寧な仕事を心がけているのが通常です。
しかし、ご依頼の中には、どうしても安くしたいので仕上がりが悪くても工程を省いて欲しいという依頼があるのも事実です。お客様が自動車へかけられる予算や愛着などによる「お客様の事情」によっても、工数は変動することがあります。
自動車整備工場の保有する設備や工具に違い
設備によって効率化が図れ、作業時間や品質に特に大きな差が出ます。なかなか機械化や自動化がしにくい業種ではありますが、工具の選定や管理に始まり、1,000万円以上する大型設備に至るまで、最近ではエーミングといった安心装置(自動ブレーキやレーンキープ)まで時間短縮や品質向上に設備投資は欠かせない条件になっています。
使っている材料による作業時間・修理代の違い
乾燥時間が短縮できるUVパテ、環境や作業者に優しい水性塗料等の使う材料や副資材によっても作業時間は変わってきます。材料も日進月歩でどんどん使い易くなっております。
管理体制
仕事は段取り8分といわれますが、いざ作業をしようとしたら部品が入荷していなくて作業できないなんてことは良くあることです。どんなに手が早い作業者でも段取りせず、やみくもに作業しても、結局時間だけが掛かってしまいます。理想はムダやムリ、ムラのない管理体制が求められます。